サメに噛まれても歩いて帰宅
フロリダで火曜日、サメに噛まれた男性が大量に出血しながら歩いて家に帰ったと当局が発表した。
サラソタ郡保安官事務所が公表した緊急通報によると、男性はタンパの約70マイル南にあるシエスタキーの沖合を泳いでいてサメに襲われた。
氏名非公表の女性が通信係員に、39歳の男性がサメに手と腕を噛まれたと話す様子が録音されていた。
女性はさらに、被害者が血色を失っていて今にも失血死しそうだが、まだ受け答えに応じており息もあると伝えた。
係員は女性に止血を支持しつつ、救急隊がそちらに向かっていると告げた。
被害者の状態やケガの程度は不明だが、サラソタ記念病院の広報係は火曜日にサメに噛まれて入院した男性がいると述べた。
その他詳細について速やかな情報開示はなかった。
この出来事は、フロリダでおきた一連の理不尽なサメ襲撃のうち最新事例である。
9月にはフロリダキーズでサメの襲撃から夫を守った妊婦がいた。10月には31歳の男性がサメに噛まれて脚に8インチの裂傷を負ったとNBCマイアミが報じた。
世界中のサメ襲撃を調査するフロリダ自然史博物館によると、フロリダ州は(サメの襲撃事件が)世界一多く、1837年から合計852件もあった。